virtualenvwrapper をざっくりと使ってみる

今まで素の virtualenv を使ってて、一生懸命 source ~/hoge/bin/activate とかやってたわけですが、Ian さんが 素敵なエントリ を書いて下さっているので、今まで「何か便利になるんだろうな」と思いつつも触ってなかった virtualenvwrapper を見てみることにします。


見てみると言っても ここ をざっくりと眺めただけ。

virtualenvwrapper ってなに

virtualenvwrapper は virtualenv を便利にする機能拡張。


特徴は

  1. すべての仮想環境を一箇所にまとめられる
  2. ユーザーが設定可能なフックを含む、仮想環境の生成や削除処理ラッパ
  3. ひとつのコマンドで環境間を切り替えられる
  4. 仮想環境を引数にとるようなコマンドのタブ補完

だそうですよ。便利そうだ!

インストール

自分は MacPorts で Python2.5 なり 2.6 向けなりをインストールしましたよ。

$ port install py25-virtualenvwrapper

クイックセットアップ

1. 仮想環境をまとめたいディレクトリ(WORKON_HOME)を用意しておく

$ mkdir ~/.virtualenvs


2. WORKON_HOME と、virtualenvwrapper でインストールされたスクリプトの場所を .bashrc に追加

export WORKON_HOME=$HOME/.virtualenvs
source /usr/local/bin/virtualenvwrapper_bashrc


3. 次を実行

$ source ~/.bashrc


4. 仮想環境一覧を表示するために、次を実行

$ workon


5. 利用可能な仮想環境が無いので何も表示されない


6. 次を実行

$ mkvirtualenv temp


7. temp という新しい環境が作成、アクティベートされる


8. 次を実行すると、今度は temp 環境が表示される

$ workon


はい、とりあえずざっくり。各コマンドとかはまた後で見る。