virtualenvwrapper をざっくりと使ってみる
今まで素の virtualenv を使ってて、一生懸命 source ~/hoge/bin/activate とかやってたわけですが、Ian さんが 素敵なエントリ を書いて下さっているので、今まで「何か便利になるんだろうな」と思いつつも触ってなかった virtualenvwrapper を見てみることにします。
見てみると言っても ここ をざっくりと眺めただけ。
virtualenvwrapper ってなに
virtualenvwrapper は virtualenv を便利にする機能拡張。
特徴は
- すべての仮想環境を一箇所にまとめられる
- ユーザーが設定可能なフックを含む、仮想環境の生成や削除処理ラッパ
- ひとつのコマンドで環境間を切り替えられる
- 仮想環境を引数にとるようなコマンドのタブ補完
だそうですよ。便利そうだ!
クイックセットアップ
1. 仮想環境をまとめたいディレクトリ(WORKON_HOME)を用意しておく
$ mkdir ~/.virtualenvs
2. WORKON_HOME と、virtualenvwrapper でインストールされたスクリプトの場所を .bashrc に追加
export WORKON_HOME=$HOME/.virtualenvs source /usr/local/bin/virtualenvwrapper_bashrc
3. 次を実行
$ source ~/.bashrc
4. 仮想環境一覧を表示するために、次を実行
$ workon
5. 利用可能な仮想環境が無いので何も表示されない
6. 次を実行
$ mkvirtualenv temp
7. temp という新しい環境が作成、アクティベートされる
8. 次を実行すると、今度は temp 環境が表示される
$ workon
はい、とりあえずざっくり。各コマンドとかはまた後で見る。