virtualenvwrapper のコマンドリファレンス

python 翻訳 virtualenv

http://www.doughellmann.com/docs/virtualenvwrapper/command_ref.html を自分のために直訳だ！
自分がざっくり理解できればいいんです。

環境操作

mkvirtualenv

WORKON_HOME 内に新しい環境を作成する。

mkvirtualenv [options] ENVNAME

(オプションは virtualenv にそのまま渡される)

rmvirtualenv

WORKON_HOME 内の環境を削除する。

rmvirtualenv ENVNAME
workon

仮想環境の一覧表示、または変更

workon [environment_name]

もし environment_name が無い場合は、利用できる環境を一覧表示する。

deactivate

仮想環境からシステムにインストールされている Python に切り替える

deactivate

このコマンドは virtualenv に存在するが、activate に対する workon と同様に、前後のフックが可能なようにラップして提供されている。

仮想環境への素早い移動

現在アクティブな仮想環境に移動するショートカットを提供するために、ふたつの関数が用意されている。

cdvirtualenv

このコマンドを実行することで、カレントワーキングディレクトリを仮想環境のトップ($VIRTUAL_ENV)に移動する。サブディレクトリに移動することができるように、オプションの引数がパスに追加される。

$ workon pymotw
$ echo $VIRTUAL_ENV
/Users/dhellmann/.virtualenvs/pymotw
$ cdvirtualenv
$ pwd
/Users/dhellmann/.virtualenvs/pymotw
$ cdvirtualenv bin
$ pwd
/Users/dhellmann/.virtualenvs/pymotw/bin
cdsitepackages

仮想環境の site-packages ディレクトリへのパスは、Python のバージョンに依存しているため、cdvirtualenv lib/python${pyvers}/site-packages のショートカットとして提供されている。

パス操作

システムの site-packages 以外にインストールしているパッケージを、他の仮想環境でも共有したいことがある。この場合、他の環境の site-packages にパッケージの symlink を張ることで対応することもできるが、add2virtualenv コマンドを使えば、簡単に使いたいパッケージのパスを記述した .pth ファイルを site-packages に設置して PYTHONPATH に追加することができる。


1. Django のように大きいプロジェクト用にソースを取得する
2. 次を実行する

add2virtualenv path_to_source

3. 次を実行する

add2virtualenv

4. コマンドの使用方法と現在の追加パスのリストが表示される

add2virtualenv

現在の仮想環境用に、指定したディレクトリを Python パスに追加する。

add2virtualenv directory1 directory2 ...


仮想環境の外にあるパッケージのパスを取り扱うことができる。

これは、パッケージのディレクトリ名を記述した virtualenv_path_extensions.pth という名前のパスファイルを、現在の仮想環境の site-packages ディレクトリに設置することで実現している;このファイルは存在しなければ、最初に作成される。